夏といえば怪談!私が体験した怖い話
皆さん、こんにちは!
今日は私が体験した怖い話をしたいと思います😊
皆さんは怪談話は好きですか?
私は好きな方です。
でも実際に体験するのはやっぱり怖いです…。
私は幼い頃は結構体験していました。
いまはさっぱりです笑
まずはどの話からしましょうか…。
そうですね、あれは私が小学生の時のお話。
当日、私の通っていた学校では【さっちゃん】という女の子の話題で持ち切りでした。
皆さんも1度は耳にしたことがあると思います。
さっちゃんの歌を全部聴いてはいけない。
聞くと夜中にさっちゃんが現れて布団から出ている所を切断される…。という話。
もしも歌を聴いてしまったらバナナの絵を書いて枕元に置きなさい。
さっちゃんはバナナが嫌いだから……。
私の通っていた小学校にはもう1つ助かる方法の噂がありました。
それはりんごの絵を描くこと。
りんごはさっちゃんのお姉ちゃんの大好物で、お姉ちゃんがりんごを見ると助けてくれるという事です。
ある日私は友達にその話を聞いた後、歌を歌われてしまいます。
両耳を必死で塞いで聴かないように頑張りましたがダメでした。
私は怖くて怖くて仕方ありませんでした。
絶対にさっちゃんが来ると確信してしまったのです。
その日の夜、私は1人では怖くて妹につい話を聞かせて歌まで歌ってしまいました。
妹は怖くて泣きじゃくっていました。
本当に悪いことをしたと思っています。
2人でバナナとりんごの絵を書いて枕元に置き、出るところがないようにすっぽりと頭まで布団を被って眠りに付きました。
当時、私が住んでいた家は社宅で玄関のドアが鉄のような素材で出来ていました。
すごく重くて、ものすごい音を立ててバタンとしまる扉です。
ふと夜中に目を覚ました私は体が動かない事に気が付きます…。
初めての金縛りでした。
目は開きます。
でも開けたくなくて閉じたまま、声を出そうとします。
声は掠れてでませんでした。
妹を起こそうと思いっきり妹の名前を叫びました。
でも全く声が出ないのです。
私は目を閉じていたのに頭の中に映像が入ってきました。
玄関の外からドアノブを誰かが回してるんです…。
音も聞こえました。
カチャカチャ…
音がだんだんと強くなります。
ガチャガチャガチャッガチャッ
そしてものすごい音でドアが閉まるバタンという音が聞こえました。
入ってきた…。
私たちが寝ている部屋の前にふすまがあります。
そのふすまがスーと開きスー、パタンと閉じた音が聞こえました。
もう目の前に何かがいるのは分かっています。
寝ている間に私は布団から首が出ていました。
まずいッ!
切られる!!
そう思いながら私は枕元に置いたバナナとりんごの絵の方に体を向けようと必死でした。
すると…
ヒッ!という声が聞こえたと同時に…。
バタバタバタバタバタバタ
ガチャッバタン!
と何かが外に出ていきました。
急に体が動くようになった私はものすごい恐怖で布団を被り静かに泣きました。
そして妹が無事で本当に安心しました。
そのまま眠ってしまい、朝になりました。
母が私の顔を見てびっくりしていました。
夜中に泣いたから目がものすごく腫れてしまったのです。
その顔で私は学校に行きました。
お友達にどうしたのか聞かれて全てを話しました。
その後、うちのクラスではもう二度とこの話はやめようという事になりました。
私の腫れた目があまりにも酷かったことから誰もが嘘をついてるとは思わなかったのです。
あれは夢だったのか、現実だったのか…。
ただ1つ真実は私が夜中に泣いたのは本当だったということ。
大人になった今でも鮮明に思い出せる体験の1つです…。
いかがでしたか?
私がこの話をすると大体の人は怖がるので最近では話をしていませんでした。
私自身、ものすごく怖かったので話をしなくなったのもありますが💦
他にもあるのでまた機会があればお話します。